月と太陽

掛け持ちオタクの色々

12月31日をもって嵐が活動休止、そこから2週間強あの人が居ない時間を過ごしました。

周りから見たらそんなに長い期間ではなかったかもしれない
だけど私にはこの期間が1年にも2年にも感じて上手く息が出来なくなっていました
「ちょっとだけゆっくりさせてもらいます」と漏らした貴方はなんだか少し悲しそうで でもそう言いながら笑ったあなたの顔はまだ見ぬ世界を楽しみにしているようにも感じて 待っていよう と思わせてくれたの
この時は彼のいない日々がこんなにも苦しくて辛くて真っ暗だとは思いもしなかったから


嵐活動休止前最後のライブ"This is 嵐"が無事に幕を下ろし21年間同じ未来を思い描きそこに向かって歩み続けてきた5人が可愛い可愛い末っ子の「またねー!」という言葉を皮切りにそれぞれの道へと歩み始めた2021年 

三が日を終えてむかえたリピート配信
見終わったあと急に嵐が居ない 潤くんが居ない という事実を重く感じてしまって今まで普通だった毎日がガラリと変わったのを覚えています
一度「姿を見せて欲しい」と口にしてしまえばそれ迄で一気に心が不安定になり、体が思うように動かず色んなグループを見る度に言い表せない感情が渦巻き 涙が止まりませんでした
彼らが時間をかけ何度も話し合いを重ねた結果を私が否定してしまっているようで 気づけば彼の思いを尊重出来ず自分の幸せだけを押し付けようとしてしまっていて そんな自分に対してものすごく憤りを感じそんな自分を責めることで良いファンになろうと頑張って苦しくなる…の繰り返しで

そんな中で目に入ったひとつの記事に私の持ち合わせていた残り少ないライフは無くなりました
その内容は

松潤は事実上の引退」
「仕事がないのにどうやって戻ってくるのか」
というものでした

潤くんにお仕事がないだとか、事実上の引退だとかそんな記事に対していちいち怒るのも労力の無駄だし潤くんの言葉が何よりの正解だから気にしてないつもりだったけど彼が何十年もかけて表舞台に立ち、伝えてきた想いが何一つ届いてなかったんだなって思わされて本当に苦しかった

彼が自分の気持ちをひとつのフィルターも通さずに伝えられる数少ないコンテンツを使って
自分のファンに向けてハッキリ断言してくれたあの言葉、あの言葉に救われた人がどれほどいたか
それなのにどうして…考えれば考えるほど苦しくて悔しくてなりませんでした。

 

信じて待つことしか出来ない今だからこそひとつひとつの"何か"に過剰に反応してしまったり覚悟が出来ていたはずのことが少しのことで揺らいでしまう感覚に恐怖を抱き頑張ろうとすればするほど悪い方向に進む自分の性格にもう嫌気がさしていました。

できるだけ笑顔で いつも通り 元気に
いつの間にかこれが私の口癖になっていて、彼以外の人を必要以上に見て彼を思い出さないようにしようと意識をして過ごしてみても感じられる「幸せ」は少し違っていてどれだけの時間が経っても満たされることがないまま細くて短い一本の線で繋がっていた全てが限界を迎え自分の心がボロボロと崩れていきました、そんな様を客観的に見て「あぁ、、」と情けない感情を持つのが今の精一杯で

ろくにご飯も食べず、寝ず、生きるため最低限度の事だけをして、学校は必修科目のみ受けて早退
絶対に望んでいないであろう事までして それでもその時の私は自分という形を保つので必死でした

次に彼の笑顔が見れるのはいつになるのか、彼の「今」の姿や声が目と耳に届く日はいつか それまでどうやって過ごしたらいいのか沢山の不安が襲って来て自分の中で消化しきれなくなった時

 

2023年 NHK大河ドラマ

                              どうする家康 主演松本潤

という速報が飛び込んできました

 

潤くんがインタビューを受けている動画を見た時今までずっと苦しかった胸にたくさん空気が入り込んできて、ボロボロになってしまった心がもう一度動き出し私が感じたかった「幸せ」を全身で感じることが出来ました

このお話を初めて聞いたのが去年の11月、嵐がラストスパートを迎えている最中で今、この大きすぎる決断は出来ないと判断をしてくれた嵐 松本潤もその返事を待ってくださった大河ドラマに携わる全てのスタッフさん そして新たな挑戦としてこの大役を受けた俳優 松本潤、点と点が線になりそれが大きな輪を描き実現した今回のドラマは凄く素敵な作品になると思っています。
潤くん初めての大河ドラマ、このタイミングでまた潤くんの初めてを共に迎えられる事を何よりの喜びだと思っているし、1年半掛けて徳川家康という人物になっていく潤くんを最後まで見届けたい
2023年の1月放送、とまだまだ先ではあるけど気を新たに頑張る理由が出来たのが本当に嬉しい!
大変さは当たり前に違うけど潤くんが頑張ってるんだから頑張ろうって一緒に闘っているような そんな心強さがバネになって壁に向かっていける気がしています

こうして初めて私の中で彼がどれほど大きい存在だったか 私の生活に彩りと幸せをくれていたか痛いくらいに実感しました。

まだまだ気持ちが落ち込んでしまうこともあると思います。多分音楽番組を見る度に「嵐」が居ないことに慣れず泣くだろうししばらく潤くんの作る夢のような景色が更新されない事に苦しめられると思う
けど、松本潤としてまた違ったエンターテインメントを提供してくれると信じています

インタビューの中で家康とはという質問に対し
「強敵に会うたびに生き残る方を選び続けた人」と答えているのを見て、

個人的に潤くんはどう転ぶか分からない《生き残る》という確証がないことでも自らの信じた物を形にして成功してきた人だと認識しているから

潤くんとは反対だなぁと思いました。

そうやって出来ないを潰してできるを増やしていく潤くんが私の誇りです

沢山の幸せと夢をありがとう

 


嵐が去った後、長い長い暗闇を経て綺麗な虹の架かった空が広がりました                                              明けない夜はなかったよ

潤くん、おかえりなさい愛しています